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文字起こし(テープ起こし)の仕事と音声認識技術について

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文字起こしと音声認識

文字起こし(テープ起こし)の仕事についての説明と、普及が進む音声認識との関係についても取り上げてみました。

文字起こしについて

どのような音声を文字化するのか

この記事をお読みの方には、文字起こしを業者に発注したいと検討されている方、あるいは文字起こしの仕事をされてみたい方もおられることでしょう。

そこでまず、文字起こしについて基本的なことから説明してみたいと思います。

文字起こしとは、会議、インタビュー、対談、座談会、講演、講義などを録音した音源をもとに、文字(テキスト)に起こすことをいいます。

文字に起こすといっても、人の話を起こすわけですから、当然ながら納品されるのはそれなりにボリュームのある文章になります。

録音時間に比例して文章量はふえていきますが、1時間程度の音声を文字に起こすと、Word文書の標準的な書式設定でしたら8~12ページぐらいになります。

文字起こしの依頼者と依頼目的

文字起こしの依頼は、各地の自治体、大学、企業のほか、様々な公的・民間の団体、さらに自営業者、士業、個人まで大変幅広い業界・業種・分野からあります。

文字起こし発注の目的としては、議事録などの記録保存はじめ、各種印刷物の元原稿、資料、レポート、研究用、裁判証拠、マーケティングツール、HPや電子書籍などデジタルコンテンツの作成などに必要とされています。

音声認識と文字起こしについて

多種多様な録音に音声認識は対応できるか

音声の文字化・テキスト化については、これまでは専門のライターなど人の耳で録音音声を聞いて起こしていました。

しかし、音声認識の技術が発展してきているため、徐々に音声認識ソフトなどの利用も進みつつあります。

ただ、人が語った話の録音音声というのは、話し方、音声内容、録音状態、録音時間など、じつに多種多様です。

そのため、音声認識ソフトを使った文字起こしの精度や効率はまだまだ完璧とはいえません。

「音声入力から文字化」と「録音音声の文字化」は違う

ここまで読まれた方の中には、「でも、音声認識から文字化する精度はかなり高くなっていると聞いたけど」という方もおられるでしょう。

確かにそのとおりなのですが、世間でいわれている音声認識というのは、「音声入力からの文字化」を指していることが多いです。

たとえば、スマホに向かって利用者自身が語りかけたり、パソコンにマイクをつなげて話した言葉を文字化したりする場合です。つまり、音声を入力して、それを音声認識ソフトにより文字化しているわけです。

一方、すでに録音された音声データを、音声認識ソフトを使って文字化するするということもあります。

現状ですと、この「録音音声からの文字化」については、まだ実用レベルとしては厳しいといえます。ただし、録音状態が非常に良い音声であれば、文字化の精度は高まります。

なお、録音音声からの文字化には、対応していない音声認識ソフトも多いです。

録音音声の文字化についてご関心のある方は、下記の記事もご覧ください。

録音音声データを自動で文字化できるソフトは使えるか

人力による文字起こしはなくなるか

私は、これから文字起こしの仕事を始めてみたいという方から、相談を受けることがよくあります。

じつは、もう10年くらい前から「この仕事はいずれ機械化されるから将来性はないよ」と言ってきました。同業者の間でもこうした声はよく聞かれます。

では、実際に文字起こしの仕事がなくなったかというと、いまだに依頼がくるというのが現実です。大きな流れとしては音声認識技術の活用がより進むのは間違いないでしょうが、人力による文字起こしが無くなるかというと、まだ先のことかもしれません。

正直、文字起こしのパラダイムシフトが今後どう進むのか、誰にも正確な予測はできないのではないでしょうか。

文字起こしという名称について

デジタル音声がメインになったことで

文字起こしという名称についてですが、かつてはカセットテープに録音された音声がメインだったので、「テープ起こし」と呼ばれました。

しかし現在では、ICレコーダー(ボイスレコーダー)で録音されたデジタル音声を対象にした文字化・テキスト化がふえています。スマートフォンに内蔵のボイスレコーダーやアプリで録音される方も年々増加していますね。

デジカメの専用機が減ってスマホのカメラで撮影する人がふえたように、ICレコーダーの専用機もいずれはスマホ内蔵の録音に取って代わるのではないでしょうか。

音声認識なら「起こす」より「変換」か

さらに、前述した音声認識も普及してきていますから、これも名称に影響してくることも考えられます。音声認識で「テープか?」と感じる人が一層ふえるかもしれません。

あるいは、音声認識による文字化ですと「起こす」というより「変換する」というニュアンスの呼び名のほうがしっくりくる、なんていう人もいるでしょうか。

こうしたデジタル音声の普及、録音機器の変遷、音声認識の台頭により、「テープ起こし」ではなく「文字起こし」「音声起こし」「書き起こし」といった呼び方が少しずつ普及してきました。もうテープじゃないだろう、というわけです。

それでも根強い「テープ起こし」

そうは言っても、長年愛用されてきた「テープ起こし」という名称はもはや記号化され定着しているため、いまだに「テープ起こし」という呼び方は根強く残っています。

インターネット上でも「テープ起こし」というキーワードで検索される方が今も多いこともあり、当事務所でも「テープ起こし」と「文字起こし」を併用しています。

もし、どこかの業者に文字起こしを発注されるときは、上述したような類似の名称のどれを使用してもまず大丈夫です。

一押しの名称が業者によってあるでしょうが、いろいろな呼び方が並立していること自体は、この業界にいる者ならだれでも承知しています。

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