文字起こし(テープ起こし・書き起こし)の自動テキスト変換について、ツールや使い勝手についてご案内します。
目次
録音音声をテキストに自動変換する
文字起こしは手作業だと大変
会議やインタビューの録音音声や、オンラインで録画した動画などを、テキスト化する作業を文字起こしといいます。
この文字起こしをされたことがある方はわかると思いますが、自分の耳で長時間の音声を聞きながら文字を打ち続けていくのは、結構大変な作業です。
プロでも5~7時間はかかる
録音状態や音声内容にもよりますが、プロの文字起こしライターでも1時間の録音音声を起こすのに5~7時間ぐらいはかかります。
文字起こしは誰がやっても同じようなものと思うかもしれませんが、プロのライターは聞き取りの精度も、タイピングの速さ・正確さもかなりのものです。
素人だと8~10時間はかかってしまう
これが、ふだん文字起こしをしたことがない方だと、8~10時間ぐらいかかってしまいます。それでも最後まで起こせれば立派なほうで、途中で挫折する方も珍しくありません。
実際のところ、休憩しながらでも8~10時間も文字起こしを行うのは、よほど忍耐力のある人でないとできないです。
また、お勤めの方で、文字起こしのためにこれだけ時間を割けるのは、よほど暇な人でないとできないことです。
自動テキスト変換ツールについて
そこで誰しも頭をよぎるのが、「これだけITが急速に進化しているんだから、音声を自動でテキスト変換できないか」という思いではないでしょうか。
人気の自動テキスト変換ツール
じつは、音声の自動テキスト変換ツールは、すでに多数発表されています。人気がある自動テキスト変換ツールには、以下のようなものがあります。
- Googleドキュメント
- ドラゴンスピーチ
- Dragon Dictation
- AmiVoice SP2
- Voice Rep 2
- VoXT
- プロボイスレコーダー
- Evernote
上掲のどれが一番よいかは、使う人の目的や好みもあって一概には決められません。
よく、ネット上には様々な使用コメントや体験記事が掲載されていますが、宣伝目的のアフィリエイト記事なども多く、いまひとつ信用できないものです。
また、ITの知識やパソコンの習熟度にもよるので、「自動テキスト変換のソフトを使ったらとても簡単だった」と書かれていたので使ってみたら、自分には全然使えなかったということもよくあります。
ですから、自動テキスト変換ツールは無料で提供されているものも多いので、使えそうなものを見つけたら、ご自身であれこれ試されてみたほうがよいでしょう。
文字起こしの専門業者も選択肢に
上記でご案内した自動テキスト変換ツールは、音声認識技術が進歩するにしたがい、その精度も高くなっています。それでも、どんな音声でも100%正確にテキスト化できるかというと、まだまだ完璧とはいえません。
人力でテキスト化を行っている文字起こしの業者が今も数多く営業しているのも、このような現状があるためです。
もし、あなたが文字起こしを行う必要があるとしたら、自動テキスト変換ツールを利用するもよいでしょう。
でも、必ずしも上手くテキスト化できるとは限りませんので、そのようなときは専門業者に依頼されるほうが賢明です。
専門業者の文字起こしサービスも見てみたいという方は、以下のページが参考になりますので、ご参照ください。
コメント
Comments are closed.