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本1冊の文字数は? | 文字起こし活用法

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文字起こし(テープ起こし)を活用して、書籍やデジタルコンテンツを作成する企業や個人がふえています。この記事では、本1冊に必要な文字数など、文字起こしから本をつくるにあたり役立つ情報をご提供します。

文字起こしを活用して本をつくる

文字起こしは出版社からの依頼が多い

文字起こし(テープ起こし)の専門業者である佐藤編集事務所では、出版社などから録音音声の文字起こしの依頼をよくお受けします。ご依頼の目的の多くは、文字に起こしたテキストをもとに書籍や雑誌記事を作成するためです。

また、紙の本だけでなく、電子書籍やホームページの記事など、デジタルコンテンツの作成にもよく使われています。とくに近年は、オンライン上で録音・録画されたインタビューや座談会から本やデジタルコンテンツをつくるケースも多くなっています。

個人や一般企業も本づくりを行う時代

このように文字起こし(テープ起こし)から出版物やデジタルコンテンツを作成するのは、出版社やプロの編集者・ライターだけではありません。

一般の方が自費出版されたり、出版とは関係のない企業や個人事業主などが、ビジネス目的で本や小冊子、マーケティングツール、電子書籍等をつくることもあります。

さて、本1冊をつくるといった場合、どれくらいの文字数を書けばよいと思いますか? ふだん、出版や編集の仕事をしたことがない人には見当がつかないかもしれませんね。そこで、これからくわしくご説明します。

本1冊に必要な文字数ってどのくらい?

薄めの文庫本1冊だと10万字ほど

1時間の講演を文字に起こすと、16,000~20,000字くらいと言われています。文庫本1冊の文字数は本にもよるので一概には言えませんが、最低で10万字くらいのようです。

ですから、計算上は5~6時間強の録音音声を文字に起こして原稿にすれば、やや薄めの文庫本1冊くらいになるということです。

ただ、私ども佐藤編集事務所でも何度かテープ起こし・文字起こしから本を作ったことがありますが、5~6時間の録音音声ですと、本1冊にするには物足りない印象があります。

というのも、話し言葉は文字に起こしてみると、けっこう無駄な部分が多いものです。また、同じような話を繰り返したり、人によっては重要でないことを延々と話していたりします。

パワーポイントを使った講演などは、筋書どおりに話していくので比較的に無駄な部分が少なくなりますが、それでもやはり、そのまま本にできることはないでしょう。

ですから、なるべく加筆・修正せずに、テープ起こし・文字起こししたテキストを主体にして本を作るのであれば、計算上より多めに録音しておく必要があります。

新書、ビジネス書、ライトノベルの文字数

文庫本の文字数について前述したので、新書、ビジネス書、ライトノベルの文字数も調べてみました。これも何文字と決まっているわけではないので、あくまで参考にということでご覧ください。

  • 新書・・・8万字~12万字
  • ビジネス書・・・8万字~12万字
  • ライトノベル・・・5万字~10万字

ライトノベル・小説は、短編なら5万字以下もありますし、逆に長編なら10万字どころか20万字以上もありますし、作品によってだいぶ差はありますね。

録音の前に目次をつくる

テープ起こし・文字起こしから本を作成する際には、まずは話を録音する必要がありますが、ここで一つコツがあります。それは、話す内容を十分に検討して、本の目次をつくっておくことです。

自分がよく知っている分野の話だからといって、やみくもに話を始めると、内容の重複や、大切な部分が漏れたり、逆に重要でない部分が長々と語られたりしがちです。こうした話を文字に起こしても、後で加筆・修正が大変です。ぜひ、話の内容をよく整理して目次をつくってから録音を始めるとよいでしょう。

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