トランスクリプションについて詳しく知りたい。
専門業者にトランスクリプションを頼みたい。
ボイストランスクリプションって何?
こうした声にお答えするため、録音音声をテキスト化するトランスクリプションの専門業者である佐藤編集事務所がご説明します。
トランスクリプション-文字起こしサービスのご案内
トランスクリプションの意味
録音音声を文字化することは、日本語では「テープ起こし」「文字起こし」「書き起こし」「反訳」等の名称がよく用いられ、英語では「トランスクリプション」(transcription)と呼ばれます。
トランスクリプション(transcription)は本来、口述筆記や複写・転写・コピーといった意味として使われますが、 次第にテープ起こしや文字起こしの意味としても用いられるようになってきました。
ただ、日本においては、テープ起こしや文字起こしのことを「トランスクリプション」という人はまだまだ少ないのが現状です。
トランスクリプションの作業とは
トランスクリプションは、録音音声を聞いて文字(テキスト)へと変換していく作業になります。録音はICレコーダーやスマートフォンの録音アプリ等で行われることが多いですが、映像の音声からも文字化は可能です。
対象となる録音音声は、インタビュー、対談、座談会、会議、講演、電話の会話などになります。文字に起こした文章は、議事録のように単に保存されることもあれば、雑誌・書籍など紙媒体の印刷物やデジタルコンテンツ、研究・調査のレポート、裁判の資料などに使用されたりします。
また近年は、web会議などオンラインで開かれた催しの録音・録画から、トランスクリプションを行う案件もふえています。
トランスクリプションは人間の耳で音声を聞いて、パソコン等を使って文字入力していくのが一般的です。AIを使って自動で文字化をしてくれるソフト・アプリもありますが、録音状態が良好でないと精度が落ちるなど実用面で問題が生じることも少なくないです。
なお、私ども佐藤編集事務所も、日本語のトランスクリプション(文字起こし・テープ起こし)を30年以上にわたり行ってきた専門業者になります。全国の大学、企業、各種団体などから、トランスクリプションを承っております。
音声テキスト化に関する呼称の変遷
ICレコーダー(ボイスレコーダー)、テープレコーダーなどの機器で録音された人の発言や会話を文字に起こす作業について、トランスクリプション以外の呼称の変遷をたどってみたいと思います。
「○○起こし」が一般的な名称
まず、「起こし」という言葉が名称に付く場合が多いのですが、これは録音された音声を文字に「起こす」ということから「〇〇起こし」という名称が生まれました。代表的な名称としては、「テープ起こし」「文字起こし」「書き起こし」などがあります。
ときどきネット等で、「テープお越し」といったように、「起こし」の部分が「お越し」になっているのを見かけることがあります。これは意図的にそうしているというよりは、単純に変換ミスではないかと思われます。
こんな名称も使われています
「トランスクリプション」「文字起こし」「テープ起こし」以外にも、呼び方は数多くあります。「書き起こし」「音声起こし」「反訳」「テープリライト」などがよく見られます。お役所関係などかたい言葉を好むところは「反訳」を使う傾向がありますね。
また、文字の起こし方に主眼を置いた呼び名として、「逐語起こし」「逐語記録」「素起こし」「丸起こし」なども使用されることがあります。
実際に使用されている名称について、下記のとおり一覧にしてみました。
本記事は、「トランスクリプション」で検索されている方のために、あえてトランスクリプションを使用しております。当サイトの他のページでは、「テープ起こし」「文字起こし」という名称をおもに使用しておりますが、トランスクリプションと同じ意味ですのでご了解ください。
PS5のボイストランスクリプション
このほかにも、「原稿起こし」「ボイスリライト」「テープライティング」「ボイストランスクリプション」「テープトランスクリプション(tape transcription)」などの呼称もあります。
とくにネット上などで、「ボイストランスクリプション」という言葉をよく目にすることがあるかもしれません。これは、プレステ5(PS5)にこの機能が搭載されていることも影響しています。
ここで言われるボイストランスクリプションの機能とは、「音声のテキスト化およびテキスト読み上げ」のようです。ご興味のある方は、以下のサイトをご参照ください。
トランスクリプションのご依頼について
私ども佐藤編集事務所は、30年以上にわたり録音音声のトランスクリプション(テープ起こし・文字起こし)を全国からお受けしている専門業者です。
当サイト内で、トランスクリプション(テープ起こし・文字起こし)のくわしいサービス内容についてご案内しています。文字の起こし方、料金、依頼方法などがわかりますので、トランスクリプションのご依頼を検討中でしたら、ぜひご参照ください。
本ページの下方にも、トランスクリプション(テープ起こし・文字起こし)の依頼や見積もりのご案内を掲載しております。お急ぎの方は、こちらからもお申込みいただけます。
まとめ
トランスクリプション(transcription)の本来の意味は様々ありますが、「音声を文字に起こす」という意味で用いられることもふえています。トランスクリプションの対象となるのは、インタビュー、会議、講演などの録音音声です。動画の音声からも起こすことができます。
音声テキスト化の呼称は、トランスクリプション以外にも多数あり、「文字起こし」や「テープ起こし」がよく使われています。佐藤編集事務所は、トランスクリプションを行う専門業者です。