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「テープ起こし」と「文字起こし」

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音声を文字に起こす作業だから「〇〇起こし」という名称が生まれた

「テープ起こし」や「文字起こし」とは、ICレコーダー(ボイスレコーダー)、テープレコーダーなどの機器で録音された人の発言や会話を、文字に起こす作業のことをいいます。

このように、録音された音声を文字に起こす作業だから「〇〇起こし」という名称が生まれました。

録音機器・記録媒体のめまぐるしい変遷

録音と言えばICレコーダーが使われることが、いまや当たり前になっています。

録音機器の原理としてはICレコーダーと同じことですが、近年はスマートフォンに内蔵されているボイスレコーダーやアプリを使って録音される方も増えてきました。

録音機器や記録媒体の変遷は結構めまぐるしく、新しい機器や、カセットテープ、MD、FD、MO、CD、DVD、USBメモリなど記録媒体が次々と誕生しては衰退していきました。

また、今や記録媒体そのものが使用されなくなってきています。テープ起こし・文字起こしに出される音声データも、ICレコーダーからパソコンへ移動し、そのままインターネットを経由してデータのまま送られてきたりします。

アナログ音声からデジタル音声へ

録音音声については、大きな流れとしてはアナログ音声からデジタル音声へのシフトが挙げられます。

テープ起こし・文字起こしの仕事においても、デジタル音声の普及にともない、革命的と言っても大袈裟ではないくらい、文字の起こし方も業務の進め方も変化しました。

今や、アナログ音声の代表格だったテープはめっきり減少してしまいました。もうテープの時代ではないのですが、音声を文字化することを今でも「テープ起こし」と呼んでいるところは多いです。

当サイトでも主に「テープ起こし」と表記しており、補足的に「文字起こし」を使っています。

言葉が発せられるところにテープ起こしのニーズあり

テープ起こし・文字起こしで録音される場面としては、インタビュー、対談、座談会、会議、講演、パネルディスカッション、電話の会話、朗読、語り、などがあります。

その範囲は多岐にわたり、「人の言葉が発せられるところには、テープ起こし・文字起こしのニーズが必ずある」とさえ言われています。

録音や起こし方の技術・機器・ソフトはめまぐるしく変化しても、人の話を文字化(テキスト化)するというニーズは、いまもなくなっていません。

 こんな名称も使われています

前述したとおり、当サイトでは「テープ起こし」を主にして、サブ的に「文字起こし」という名称を採用しています。

呼び方はこのほかにもあり、ほぼ同じ意味として使われているものとして、「音声起こし」「反訳」「テープリライト」などはよく見受けられます。

さらに、「書き起こし」「原稿起こし」「ボイスリライト」「テープライティング」「トランスクリプション(transcription)」「テープトランスクリプション(tape transcription)」などもあります。

また、文字の起こし方に主眼を置いた呼び名として、「逐語起こし」「素起こし」「丸起こし」「粗起こし」なども使用されることがあります。

ちなみに、「起こし」の部分が「お越し」と表記されていることがときどきありますが、これは単純に変換ミスでしょう。

音声文字化の名称一覧

  • テープ起こし
  • 文字起こし
  • 音声起こし
  • 反訳
  • テープリライト
  • 書き起こし
  • 原稿起こし
  • ボイスリライト
  • テープライティング
  • トランスクリプション
  • 逐語起こし
  • 素起こし
  • 丸起こし
  • 粗起こし など

デジタル時代でも根強い「テープ起こし」という呼び名

どの名称がどれくらい普及し使用されているかわかりませんが、インターネットで検索した結果や、同業者や作業者と話した現場の実感としては、現時点ではまだ若干「テープ起こし」が強いように感じています。次が「文字起こし」でしょうか。

この「テープ起こし」という呼び方は、「テープ」という言葉が今どうかというよりも、名称そのものが記号的に用いられて定着していると言えます。

ただ、ICレコーダー(スマホ等も含め)が普及し主流になっている現在において、いくら「テープ起こし」という名称が根強く残っているとはいえ、今後ますます名前と実態が離れていく傾向は進むことでしょう。

どの名称を使えばいいか迷ったら、現時点では「テープ起こし」「文字起こし」あたりを使用しておけば問題ないと思います。どの名称を使ったら正しい、間違いは今のところないようです。

ただ、相手が聞いたときに、直感的に意味が理解できない呼び名は使わないほうが無難でしょう。

 

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