「文字起こしが可能な音声ファイル形式は何ですか」
「Zoomの動画ファイルからも文字に起こせますか」
「アナログ音声のテープ起こしはできますか」
文字起こし(テープ起こし)の対象になる音声などに関して、このようなご質問を皆様からお受けすることがあります。そこで、佐藤編集事務所での対応を中心に、文字に起こすことが可能な動画・音声のファイル形式に関してご説明いたします。
動画・録音音声ファイルの文字起こしについて
目次
多種類の音声・動画の書き起こしに対応
代表的なファイル形式ならば大丈夫
文字起こし(テープ起こし)を業者に発注したら、講演やインタビューなどを録音した音声を送る必要があります。その際、気になるのが音声ファイル形式です。
現在、録音音声はICレコーダー(ボイスレコーダー、スマートフォン等)で録音したデジタル音声が主流です。
デジタル音声にはファイル形式があり、MP3、WAV、WMAなど代表的なものであれば、文字起こし(テープ起こし)する上では問題ありません。
当事務所では、MP3、WAV、WMA、MP4、M4A等に対応
MP3、WAV、WMAの文字起こしについて
私ども佐藤編集事務所がお受けしている文字起こし(テープ起こし)においては、デジタル音声の割合が9割以上になっています。なかでも多いのがMP3、WAV、WMAといったファイル形式の音声です。これら音声の文字起こしについては、当事務所でも日常的に行っております。
MP3は、MPEGが規定している音声圧縮技術の1つで代表的な規格です。ファイルの拡張子は「.mp3」になります。
WAVは、Windowsが標準で対応している形式として知られています。ファイルの拡張子は「.wav」になります。
WMA、Windows Media Audioの略で、マイクロソフトが開発した音声ファイルの形式のひとつです。ファイル拡張子は「.wma」です。
MSVの文字起こしについて
近年は少なくなっている気がしますが、ソニーのICレコーダーで録音した音声で、MSVというファイル形式の音声もときどきお客様から届きます。
この場合は、MSVを再生できるソフトも持っていますが、文字起こし作業がしやすいという理由で、私どもではMP3にファイル変換して文字起こしをしています。ですから、MSVでも対応可能ということです。
Zoom等の音声(M4A)・動画(MP4)にも対応します
近年の文字起こし(テープ起こし)の特徴としては、Zoom等を使ったWeb会議・インタビューなど、リモートでの録音・録画がふえている点です。
ZoomはMP4(ビデオ)とM4A(オーディオ)で保存されるため、MP4やM4Aなどのファイル形式の音声や動画も、当事務所でお受けすることが多くなっています。
ここではZoomを例にあげましたが、Zoom以外で録音・録画されたMP4、M4Aといったファイル形式からの文字起こしについて対応可能です。
スマートフォンの録音音声にも対応します
現在は、スマートフォンで録音される方もふえています。スマホに標準で搭載されている録音機能やアプリを使って録音がされますが、録音音声のファイル形式もいろいろあるようです。
現在、当事務所にお客様から届く音声で、ファイル形式に問題があって再生できず、文字起こしできないというケースは、スマートフォンも含めほぼ無くなっています。
アナログ音声は減少傾向にある
アナログ音声はデジタル化してから起こす
文字起こしは「テープ起こし」とも言うぐらいですから、カセットテープやMDに収録したアナログ音声を文字化してほしいというご要望もあります。
昔はテープの音声を起こすための専用機材を使う業者や専門ライターもよくいました。今も使用されている方も、もちろんいらっしゃいます。
しかし、近年はアナログ音声の場合は、デジタル音声に変換して作業する業者が増えています。当事務所でも現在は、アナログ音声はデジタル音声に変換してから、文字に起こすことを基本にしています。
音声編集・デジタル変換・ファイル形式変換について
まれにですが、文字起こし(テープ起こし)は頼まずに、音声編集やアナログ音声からデジタル音声への変換、音声ファイル形式の変換、動画からの音声抽出などをご依頼されてくるお客様もいらっしゃいます。
当事務所では申し訳ありませんが、編集や変換のみのご依頼はお受けしておりません。ただし、文字起こし(テープ起こし)をご依頼のお客様についてはご希望があれば、アナログからデジタルへの変換、音声ファイル形式の変換はお受けしております。
使い慣れている録音機器で録音したほうがよい
文字起こし(テープ起こし)をご依頼される際、今はなんでもデジタルの時代だからと、無理に使い慣れていないICレコーダー(ボイスレコーダー)で録音しようと思われるお客様もいらっしゃいます。
しかし、年配の方など電子機器が苦手という場合は、録音に失敗することを考えたら、わざわざリスクの高い録音方法を選択する必要はありません。使い慣れているテープレコーダー等を使って録音されても構わないです。
ただ、カセットテープやMDに録音された音声は近年だいぶ減少してきているため、業者に依頼される場合は、対応可能か一応確認しておいたほうがよいでしょう。あくまで現時点になりますが、当事務所ではまだカセットテープ、MDともに対応しております。
文字に起こせるか不安なときは業者に相談する
この他、DVD等に収録した動画、インターネット上で視聴する動画、スマートフォンのアプリで録音した音声、押し入れに眠っていた古いテープの音声、あるいはあまり見かけない音声ファイル形式なども、文字起こしの音源となることがあります。
「これは文字に起こせるか」と疑問に思われたら、当事務所などの業者に直接、電話やメールで問い合わせください。
なかには、文字に起こせることは起こせるが、作業の時間や手間が掛かりすぎたり、テープの損傷など事故のリスクがあったりすると、業者が受注をためらう場合もあります。
ちなみに私ども佐藤編集事務所では、マイクロカセットテープ、VHSビデオテープからのテープ起こしは、現在お受けしておりません。こうした現在はほとんど使用されなくなった記録メディアは、どうしても文字に起こすことが難しくなります。
録音音声・動画に関するサービス関連の記事
テープ起こし・文字起こしの録音音声や動画に関するサービス関連の記事をご案内します。
- 録音状態の悪い音声のテープ起こしについて
- MP3・WAV・WMA・MP4・M4A等-文字起こし可能なファイル形式
- 録音音声や大容量の動画データを送る方法について
- カセットテープ録音音声の文字化への対応について
- ZoomによるWeb会議等の文字起こしについて
- 動画からの文字起こし(テープ起こし)について
このほか、テープ起こし・文字起こしに関するご不明点がありましたら、FAQのページもご参照ください。
佐藤編集事務所への文字起こし依頼について
私どもテープ起こし・文字起こしの佐藤編集事務所は、MP3、WAV、WMA、MP4、M4Aなどさまざまな音声・動画ファイル形式の文字化をお受けしております。
お客様のお手元にある貴重な録音音声・動画を、経験豊富なスタッフが迅速かつ正確にテキスト化いたしますので、初めて文字起こし(テープ起こし)を頼む方も、安心してご依頼いただけます。
発注・無料見積をお急ぎの方へ
当サイト内で、佐藤編集事務所の文字起こしサービスについてご案内しております。料金、起こし方、依頼から納品までの流れなどのくわしい情報は、以下のページをご参照ください。
▼本ページの下記にも文字起こし(テープ起こし)の発注および無料見積に関するご案内を掲載しております。お申込みフォームへのリンクもありますので、お急ぎの方はぜひご覧いただけますようご案内申し上げます。