私ども佐藤編集事務所のテープ起こし(文字起こし)サービスをご利用いただいたお客様に、
なぜ専門業者である当事務所に依頼しようと思ったのか、その理由についてお尋ねしました。
なぜ、当事務所にテープ起こし(文字起こし)を外注したのですか
目次
多忙のため時間がない
「仕事が多忙なため、自分で文字に起こすのは無理だと思ったから」(同内容のご意見多数)
日々の業務で手一杯の会社勤務の方や、研究で忙しい大学の研究者などは、多忙でテープ起こし(文字起こし)を行う余裕がない方が少なくありません。そこで、当事務所に発注したということですね。
また、働き方改革が進む昨今、長時間労働の是正により残業時間を削減する方針の勤務先もふえています。以下のような理由でテープ起こし(文字起こし)を依頼されてくるケースも多くなりました。
「会社でテープ起こしの必要が生じたが、忙しいので残業か休日出勤しないとできないと上司に相談したら、業者に外注するよう言われた」(会社勤務・T様)
仕事量はむしろ増えているのに逆に勤務時間は減っているというのであれば、外部の業者を利用するのは当然の策といえるでしょう。
文字起こしするのを急いでいた
「音声を早く文字起こしする必要があったから」(同内容のご意見多数)
テープ起こし(文字起こし)はご自身でやってみると、思いのほか時間のかかる作業です。ご自身で始めてみたけれど遅々として進まず、あわてて業者に依頼されてくる方も少なくありません。
「講演録をもとにした電子書籍を急いで作成したかったので」(会社勤務・H様)
「テープ起こしをゴールデンウイーク明けには納品してほしかったから」(大学勤務・O様)
最後のコメントにある「ゴールデンウイーク明けの納品」のように、急いでいるので連休明けに納品を希望されるケースもあります。受注時の業務状況によりますが、当事務所では可能な限り対応しております。
勤務先の人手が足りない
「所属の部署にテープ起こしを行える余剰なスタッフがいない」(同内容のご意見多数)
この「人手が足りない」という依頼理由は、年々ふえているように感じます。余剰人員を減らすのは経営的にも必要なことだと思いますが、昨今の社会状況ですと、余裕がなくて人を増やせないというところも少なくないのでしょう。
「個人事業主で私一人のため、自分でやっている余裕がない」(治療院・T様)
個人事業主のように少ない人員で業務をぎりぎり回している職場も少なくないので、テープ起こし(文字起こし)のような手間のかかる作業はできれば外注したいということのようです。
他に優先したい仕事がある
「先にやらなければならない仕事があるため」(同内容のご意見多数)
これは先述した「多忙のため時間がない」に含まれる理由かもしれませんね。日々の業務や研究などで忙しい職場で働く方にとって、テープ起こし(文字起こし)はどうしてもプライオリティが低い作業になってしまいます。「できれば、誰か代わりにやってほしい」というのは理解できます。
「就業時間中に文字起こしをしていたら、上司に『それは君がやることなのか』と言われてしまった」(会社勤務・A様)
自分がいま何を優先して行うべきか、その判断を誤るというのは、若い社員・スタッフによく起こりがちなことといえます。
自分でやってみたが想像以上に大変
「テープ起こしは時間も手間もかかって大変」(同内容のご意見多数)
初めてテープ起こし(文字起こし)をした人の多くが、「大変だ」「面倒くさい」と言われます。いくらやっても終わらない、誰もがそんな気持ちに支配されてしまうのがテープ起こし(文字起こし)作業の特徴です。
「20人分の文字起こしを社内の数人で手分けして始めたところ、思った以上に大変で外注することにしました」(会社勤務・T様)
作業自体が大変ということもありますが、それとともに作業時間もかかるので、量が多い(録音時間が長い)案件は、無理せず外注したほうがよいでしょう。
文字入力が苦手
「キーボードで文字入力するのが遅いため」(同内容のご意見多数)
テープ起こし(文字起こし)は、長時間にわたってキーボードを高速かつ正確に打つスキルが求められる作業です。タイピングに自信のない方は、無理せずに専門業者にお任せください。
また、近年はスマートフォンの普及で、PCのキーボードで入力するのは苦手という方もふえています。スマホでテープ起こし(文字起こし)するのは機能的には可能だと思いますが、実際のところ作業効率は相当悪いでしょう。
「文字起こしはブラインドタッチで打てない人には無理ですね」(個人の依頼者・S様)
もし、ブラインドタッチ(タッチタイピング)ができない、苦手という方でしたら、プロの業者に頼んだほうが賢明といえます。
正確に文字化してほしい
「録音音声を聞こえたとおりに正確に文字化してほしい」(同内容のご意見多数)
大学等での研究・調査、あるいは事情聴取などでは、話した内容を正確に文字化する必要がある場合も少なくないです。こうしたケースでは「素起こし(逐語起こし・逐語記録)」と呼ばれる起こし方が求められますが、ご自身で行うより専門業者に頼んだほうが無難といえます。
「社内のバイトに文字起こしを頼んだら、聞き間違えや変換ミスが多かったので」(会社勤務・M様)
日頃、テープ起こし(文字起こし)をしていない方は、どうしても聞き取りが不正確になったり、文字入力時のミスが多くなるため、文字化の精度が落ちる傾向があります。その意味でも、専門業者に頼んだほうが安心といえます。
動画からの文字起こしができない
「動画(の音声)から文字起こししてほしい」(同内容のご意見多数)
動画(の音声部分)からの文字起こしニーズは以前からありました。さらに近年は、新型コロナの流行をきっかけにZoom等を使ったオンラインでの録画・録音からの文字起こし依頼がふえています。
「Zoomで行ったWeb会議を録画したが、どうやって文字に起こせばいいかわからない」(団体勤務・E様)
当事務所では、Zoom等で録音・録画されたデータからの文字起こしも多数承っております。いつでもお気軽にお問い合わせください。
録音音声がよく聞き取れない
「録音状態が悪く聞き取りづらいため」(同内容のご意見多数)
当事務所では、録音状態の悪い音声のノイズを除去したり、小音を大きくしたりすることは可能ですが、それでもどうしても限界はあります。文字に起こせるか否かは、実際に録音音声を聞いてみないと判断はできないので、お手数ですが音声をお送りください。
「居酒屋で録音しましたが周囲の雑音が大きいです。こういう音声でも起こせますか」(会社勤務・O様)
これも結論から言うと、録音音声を確認しないと何とも言えません。居酒屋や喫茶店のような場所で録音した音声は、実際にその場で話を聞いていたときよりも、周囲の雑音が大きく(強く)入っていて驚くことがあります。必要な音(声)だけに集中して聞き取れる人間の聴覚と、何でも録音してしまう機械の違いといえます。