以前、佐藤編集事務所にテープ起こし(文字起こし)を依頼された理由をお客様に尋ねたところ、「忙しい」「人手が足りない」「急いでいる」「作業が大変」などが挙げられました。それでは、実際に依頼してみて結果はどうだったのか、どんな問題が解決できたのか、その点についてあらためてお尋ねしてみました。
テープ起こし(文字起こし)を頼んでみて、どんな問題が解決できましたか
目次
テープ起こし作業のストレスから解放された
「テープ起こしはとにかく時間がかかるし苦痛な作業ですが、やっと解放されました」(同内容のご意見多数)
テープ起こし(文字起こし)は、音声を聞きながらひたすら文字を打ち続ける作業になります。誰でもできそうと思われるかもしれませんが、この作業が向いていない方には苦痛でしかありません。「大変だから・・・」というとわがままのように聞こえますが、業務全体の効率や生産性を高める意味でも、ストレスを感じながらテープ起こし(文字起こし)を無理して行う必要はないと思います。
「社内でときどき文字起こしの仕事があるのですが、いつも誰もやりたがらなかったんです」(会社員・N様)
頻繁にテープ起こし(文字起こし)をしなければならない職場の方にとっては、この作業は手間も時間もかかるので大きな負担になるものです。はっきり「やりたくない」と明言できず、お互いやんわりと押し付けあうような職場も、日本ではまだまだ多そうですね。不満を感じている人が多いならば、職場で一度、外注が可能か話し合ってみるのもいいのではないでしょうか。
一部のスタッフへの負担集中を解消できた
「一部のスタッフに負担が集中していたので、それが解消できてよかった」(同内容のご意見多数)
テープ起こし(文字起こし)の仕事は、若手やデスクワークが多い事務系の社員など、一部のスタッフに任される(押し付けられる)ことも多いようです。こうした不公平感を解消するためにも外注は役立ちます。
「同僚よりたまたまタイピングが少し速かったので、いつのまにか文字起こしは私の担当になっていました。今回から外注が認められて助かりました」(団体勤務・S様)
「いつのまにか担当に」ですが、これも職場ではよくありがちです。つまらぬことでも、一度決まってしまうと変えるのは意外と大変なものですが、このケースは思い通りになってよかったですね。
計画どおりに業務が進行できた
「テープ起こしを外注したことで、業務の効率化ができました」(同内容のご意見多数)
テープ起こし(文字起こし)は、自分(自社)でやってみたら思いのほか時間がかかってしまった、ということがよくあります。あとで「外注すればよかった・・・」と悔やむ前に、早めに専門業者に頼んでおくとよいでしょう。
「前回は社内で文字起こしをしたこともあり、スケジュールがきつくて大変でしたが、業者にやってもらったらこんなに楽なんだなあと、あらためて実感しました」(会社勤務・U様)
テープ起こし(文字起こし)は職場での業務全体の重要度からいったら低いほうなのに、思いのほか時間も手間もかかるというのが特徴といえます。何を優先してやるべきか検討してみて、必要であれば上手に専門業者を利用されることをおすすめします。
社外への情報発信の頻度が増した
「音声をテキスト化しておくと、様々な情報発信に役立つ」(同内容のご意見多数)
テープ起こし(文字起こし)して得られたテキストは、紙の媒体、デジタルコンテンツなど、さまざまな情報発信に利用できます。「音声の文字化→コンテンツをつくり発信」という、この流れを徹底して活用し業績を上げている企業や士業の方は少なくないようです。
「弊社が主催した講演会をテープ起こしして、各種資料、ホームページの記事、メルマガ等に2次利用しています」(会社勤務・A様)
テープ起こし(文字起こし)を利用したビジネスモデルの構築は、とくに中小企業や士業の方などにおすすめします。ブランディングやマスメディアへの広告出稿は多額な費用もかかりますが、それに比べればテープ起こし(文字起こし)の外注費など桁違いに安いものです。もちろん、自分で文字に起こせばタダで済みます。
職場内のハラスメント問題の解決に役立った
「教員の学生に対するハラスメントに関する聴取の録音を、文字に起こしてほしい」(大学職員・I様)
「社内であったパワハラ問題について、調査委員会が行った面接をテープ起こししてほしい」(会社勤務・E様)
企業や学校などでのハラスメントに関して、事情聴取や面接などが行われることがあります。こうした聴取や面接の発言は、録音を文字化して記録として残すことで、スピーディーな問題解決に役立ちます。データを取っているわけではないですが、こうしたハラスメント関連のテープ起こし(文字起こし)は、近年増加しているように感じています。