私ども佐藤編集事務所にテープ起こし・文字起こしの発注が完了しましたら、録音した音声や動画のデータを送っていただきます。ここでは、どうやって音声や動画のデータを送付すればいいか、その方法を具体的にご案内いたします。
テープ起こし・文字起こし 音声・動画の送付方法
インタビュー、講演などを録音した音声データや、Web会議などを収録した動画データを送る方法は、大別すると以下の2通りあります。
- インターネット上のファイル転送を利用して送る
- 郵送・宅配便で送る
どの送付方法を選ぶかはお客様の都合に合わせて、やりやすい方法をお選びください。以下、それぞれの送付方法について具体的にご説明します。
インターネット利用による音声送付方法
無料ファイル転送サービスで送る
ファイル転送サービスとは、メール添付で送信できない大容量のデータを送ることのできるサービスです。ICレコーダーなどで録音したデジタル音声や動画を送るときに便利です。
使い方は、ファイル転送サービスを提供しているWebサイトのサーバに音声または動画データをアップロードすると、そのリンク先URLが表示されます。それを、受取人である当事務所にお知らせいただきます。
当事務所はファイル転送サービスのサイトから、お客様がアップロードした録音音声や動画のデータを受け取る(ダウンロードする)という仕組みです。
ファイル転送サービスには有料プランもありますが、多くは無料で利用できます。
以下に、当事務所のお客様がよく利用されているファイル転送サービス(無料プラン)をご紹介します。
名称 | firestorage | データ便 | GigaFile便 |
利用料 | 無料 | 無料 | 無料 |
送信可能容量 | 2GB | 500MB | 75GB |
パスワード | あり | あり | あり |
会員登録 | なし | 登録すると2GB使用可 | なし |
特徴 | 会員登録も可能 | セキュリティ便あり | 大容量75GB |
※各ファイル転送サービスの詳細は変更されることがありますので、ご使用の際には最新の情報をご確認ください。
動画は容量が大きい場合が多いので、利用するファイル転送サービスで送信可能か確認してからお送りください。ちなみに上記の表にあるGigaFale(ギガファイル)便でしたら、テープ起こし・文字起こしの対象となる動画の容量でしたらほとんど問題ありません。
なお、ファイル転送サービスがわかりずらい、うまく送れない場合、あるいは職場のルールで利用できない場合などは、下記の「郵送・宅配便による音声送付方法」をご参照ください。
ご勤務先などのサーバーを使用する場合
お客様が勤務・所属の会社や大学のサーバーで、録音音声や動画データの受け渡しができるようでしたら、そちらをご利用いただいても、もちろん結構です。
あるいは、個人で利用されているクラウドストレージなどによるデータの受け渡しでも構いません。
録音音声のメール添付での送付について
動画をメール添付で送ろうと思う方は少ないと思いますが、ICレコーダー(ボイスレコーダー)で録音した音声データをメール添付で送れないかというお問い合せは、お客様からときどきいただきます。
録音音声データのサイズが小さければメール添付で送ることも可能ですが、現実的には難しいケースが多いです。
というのも、テープ起こし・文字起こしの対象となる音声データは、ほとんどが数十MB以上で、100MBを超える音声データも珍しくありません。ちなみに動画データはさらにサイズが大きく、GB(ギガバイト)になることもあります。
安全にメール添付で送れるのはせいぜい数MB程度なので、現実的にはメール添付での音声(動画)送付は、多くの場合が使えないということです。
郵送・宅配便による音声送付方法
郵便や宅配便で音声を送る方法について
当事務所では、カセットテープ等に録音した音声の文字化もお受けしております。
カセットテープ、MDなどに録音した音声の場合は、お手数ですがテープ等の記録メディアを郵送や宅配便で、私ども佐藤編集事務所へお送りください。
また、ICレコーダーで録音されたデジタル音声、または動画であっても、ファイル転送サービスでの送付が難しい場合や、職場の規定などで使用できない場合は、音声・動画をDVDやUSBメモリ等に入れて、当事務所までお送りください。
なお、音声送付の際は、必ず元の音源はお客様ご自身が保存し、コピーしたデータをお送りください。
郵送・宅配便での送付先
当事務所に記録メディアを郵送・宅配便で送る場合は、下記住所までお願いいたします。
佐藤編集事務所
〒271-0092千葉県松戸市松戸1276-1-512
TEL.050-5534-8054
ICレコーダー(ボイスレコーダー)本体の送付について
ICレコーダー(ボイスレコーダー)で録音した後、音声ファイルをパソコンや記録メディアへ移動できないというお客様もいらっしゃいます。
このような場合、ICレコーダー本体を送ってもよいか、というお問い合せをいただくことがあります。
結論から言えば、推奨はしていませんが、「どうしても」という場合はお引き受けしています。ただし、輸送中の事故や機器操作中の故障・データ消失について、責任は負えませんことをあらかじめご了承願います。
なお、スマートフォン(携帯電話・タブレット等)で録音された場合は、どのようなご事情があっても本体の郵送はお受けできませんので、ご了承ください。
まとめ
- 録音音声や動画の送付方法は、インターネット利用または郵送(宅配便)で。
- ネット上にあるファイル転送サービスで音声・動画を送付できます。
- メール添付での音声送付は無理な場合が多いです。
- 郵便・宅配便での音声・動画送付もお受けしています。
- ICレコーダー本体の送付はなるべくお控えください。
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