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音声録音のコツ | ボイスレコーダーでの上手な録音方法

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テープ起こしの録音

音声データをテキストにするテープ起こし・文字起こしにおいて、文字化の精度を左右する大きな要因となるのが「録音」です。

「録音状態が悪いんだけど、文字に起こせますか」。テープ起こし・文字起こしの仕事をしていると、こうした質問を受けることがときどきあります。音量の増幅やノイズの除去はある程度可能ですが、それでも限界はあるものです。文字化のクオリティーを高めるなら、録音の段階から勝負は始まっています。

そこで本記事では、テープ起こし・文字起こしの録音でよく使用される市販のボイスレコーダーで、素人でも上手に録音できる方法やポイントついて、テープ起こし・文字起こし専門業者佐藤編集事務所が説明します。

文字に起こしやすい上手な録音方法とは

テープ起こし業者ならどんな音声でも起こせる?

録音状態が悪い音声は専門業者でも起こせない

インタビュー、講演、会議などを録音した音声をテキスト化するテープ起こし・文字起こし。当事務所でも年間数百件の録音音声をテキストに起こしていますが、お客さまから届く録音音声は内容も聞き取りやすさも本当に様々です。

聞き取りづらい録音音声は、どうしても正確にテキスト化するのが難しくなります。テープ起こし(文字起こし)の専門業者なら、どんなに録音状態の悪い音声でも起こせるだろうと思われるかもしれませんが、残念ながらそんなことはありません。

後述しますが、録音音声のノイズ除去や音量の増幅などはある程度は可能ですが、それにもやはり限界はあります。

声紋分析等とテープ起こしはまったくの別物

犯罪捜査を取り上げたテレビ番組などで、犯人から掛かってきた電話に録音されている人間の耳では聞こえない微かな声や音を、声紋分析等を用いて再現したりする場面を見たことがありませんか。

このような技術は研究所レベルのもので、音声を文字に起こすことを主業務にしている一般的なテープ起こし業者の手に負えるものではないです。作業の流れ、それから費用も、通常のテープ起こし・文字起こし作業とは異なる業務になります。

したがって、すでに録音が済んでしまっている場合は仕方ありませんが、これから録音されるのであれば、できるだけクリアな音声となるよう気を付けて録音されることをおすすめします。

そのために誰でも簡単にできる、市販のボイスレコーダーでの録音のコツや注意点をこれから説明いたします。

大きな会場で録音する場合

音響スタッフがいたら力を借りる

テープ起こし・文字起こしの録音が行われるのは、講演・会議・パネルディスカッションなど、しっかりとした会場で行われる催しであることも珍しくありません。

そこで、いきなり人頼みの方法になりますが、一発勝負の録音を失敗しないためには、プロの力を借りるのもよい方法です。しっかりとした会場には音響のスタッフがいますから、録音について事前に相談されておくとよいでしょう。無理して自力でやって、録音を失敗したら元も子もないですからね。

じつは私は、大規模講演から少人数の研修会まで、年間150本以上を開催する企業と仕事をしていたことがあり、大小あちこちの会場で取材や録音をした経験があります。

会場にいる音響など技術系スタッフの方というのは、録音について聞けばあれこれ教えてくれますが、逆に向こうから「録音でお困りですか」などと、やさしく気を配ってくれることは少ないです。良くも悪くも職人気質と言えるでしょう。

ライン録音は非常にクリアな音声が録れる

自身で録音したら音が割れて聞き取りづらい録音音声になってしまった。でも、別の機会に会場スタッフに尋ねてみたら、音響設備のラインから音を録る方法を教えてくれ、上手に録音ができた。そんなことが実際にあったりします。

ボイスレコーダーでの録音する場合でも、ラインから入力しての録音は、マイクで録音するよりもかなりクリアに録音できることが多いです。

それなりに設備が整った会場ですと、録音をしてくれる会場もよくありますが、有料のサービスになることもあるので確認しておきましょう。

※記事中の「ライン録音」のラインとは音響機器をつなぐ線のことで、スマホのアプリとして知られるLINEとは違います。

録音機器を複数台使用する

会場に音響などの技術スタッフがいなかったり、上手く録音できるか不安なときは、ボイスレコーダーなど録音機器を2台以上置いて音を録る方法もよいでしょう。

その際は、同じ場所に複数台置いて録音するのではなく、異なる条件下でそれぞれ録音されたほうがよいです。たとえば、ボイスレコーダーの1台は客席でスピーカーから出る音を録音するのであれば、もう1台は話者の手元に置いて声を直接録る、といった具合です。

ほとんどの録音が一発勝負で失敗がゆるされませんから、少し慎重になりすぎるぐらいで丁度良いかもしれません。

録音成功のコツはちょっとした気配り

簡単なことでも録音の質を高める

インタビューや座談会などの取材では、素人が市販のボイスレコーダーを使って録音することが多いです。そんなとき、ちょっとした気配りをするだけでも録音のレベルは上がります。

たとえば、社内の会議室など静かな場所ではなく、飲食店などで録音する場合でしたら、以下のようなことに気を付けてみましょう。

  • 店内での取材なら隣席の話し声や店内BGMが小さい場所(席)を選ぶ。
  • 周囲がうるさいと感じたら、録音機器をメインの話者の近くに置く。
  • 話者の声が小さいときは、大きな声で話してもらう。

どれも、当たり前に感じるかもしれません。でも、取材や録音に慣れていない方は、録音現場ではこうした当たり前のことも忘れてしまいがちです。また、気づいても取材相手やお店に遠慮して言えなかったりすることもあります。

インタビューなどの録音というのは、インタビュアーが自分で録音することが意外と多いものです。しかし慣れていないと、取材相手への気遣いやインタビューをするだけで一杯一杯になってしまい、録音の細かいところまで気が回らないことも少なくありません。

ちなみに、インタビューの録音については、こちらの記事も参考になりますのでご参照ください。

参考:インタビューの録音・文字化を成功させる5つのポイント

悪い音声は専門業者でも受けてくれないことも

録音状態が悪くても、専門のテープ起こし・文字起こし業者に頼めばきれいに文字へと起こしてくれるだろう、そう思われている方もいらっしゃいます。

確かに、専門ライターが聞き取りにくい録音音声を丁寧にテキスト化することで、納品後にお客様からその聞き取り能力をお褒めいただいたり、感謝されたりすることもあります。

しかし、プロのライターでも限界はあります。聞き取りにくい録音音声のため、あちこちのテープ起こし・文字起こし業者に頼んだけれど、どこも受けてくれなかったということも、残念ながらあるのが現実です。

また、最近は音声認識ソフトも普及していますが、こちらは現状のところ録音不良の音声については、人間の耳よりさらに聞き取り精度が落ちてしまいます。

ですから、テープ起こし・文字起こしが必要な音声は、ぜひ録音段階から少しでもきれいな音が録れるように配慮されることをお勧めします。

たとえば、ボイスレコーダーをメインの話者に近づけたり、話者間の距離を近づけるため机の配置を変えてコンパクトにまとめたり、部屋の空調のスイッチを切ったりするだけでも、録音状態は良好になります。

※新型コロナウイルスなどの感染予防対策が必要な場合は、話者間の距離などは調整していただけますようお願いいたします。

録音音声のテキスト化を行う専門業者

ノイズ除去が可能な業者について

録音した音声でよくあるのが、ノイズが多い音声です。ノイズが入らないように録音できればそれにこしたことはありませんが、残念ながら失敗してしまうこともあるでしょう。

ノイズ除去は一般のテープ起こし・文字起こし業者でも、ある程度は対応できます。実際にどの程度のノイズなら文字に起こせるレベルまで修復できるかは、録音状態や業者の技術によっても異なります。

ノイズの程度は1件1件違うので、そうした案件をお持ちの方は作業可能かどうか、依頼予定の業者に問い合わせてみてください。

音が小さい音声に対応できる業者について

もう1つ、テープ起こし・文字起こしの対象になる音声でよくあるのが、音が小さい、つまり小音の録音音声です。

こうした小音を増幅して音を大きくすることも、一般のテープ起こし・文字起こし業者でもけっこう対応してくれるところは多いです。

ただし、小音の場合、音を大きくしてみても言葉が不明瞭で何をしゃべっているか聴き取りが難しいことも少なくないです。すべて解決できるわけではないことはご理解ください。

テープ起こし・文字起こし業者の佐藤編集事務所について

私ども佐藤編集事務所は録音音声データをテキスト化するテープ起こし・文字起こしの専門オフィスです。どんな音声でも起こせるとは言いませんが、ノイズや小音の音声にもある程度は対応可能です。

サイト内でテープ起こし・文字起こしサービスについてくわしく説明しておりますので、ご参照ください。また、タイトル横のメニューやHOMEからも各ページへのリンクがあります。

なお、本ページの下記からも、テープ起こし・文字起こしの依頼・無料見積を頼むことができます。お急ぎの方はこちらからお申込みください。

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