大学の研究や調査会社のなどの案件で、大量の録音音声をテープ起こし(文字起こし)する必要が生じる場合があります。今回のお客様の声は、科研費で大量のテープ起こし発注をされた大学勤務の研究者のコメントです。
目次
長時間録音の大型案件を依頼されたお客様の声
「大量の音声にもかかわらず、迅速な対応に感謝です」
大学勤務 G様のコメント
「学内でテープ起こし業者を知らないかいろいろ尋ねたところ、貴社を紹介してもらいました。大量のインタビュー音声にもかかわらず、納期も急いでいただき、また予想以上に正確に起こしていただけたことに感謝します。
納品された文書を見たときは、こんなにあるのかと驚きましたね。あれだけのページ数になると、印刷してみたらけっこうな量で、このまま本が1冊できそうなぐらいです。
(科研費のことを質問すると)そうですね、科研費での支払いに対応してもらえるというのも、頼んだ理由の一つです。」
感想コメントの補足説明
大量の録音音声のテープ起こし・文字起こし
テープ起こし業者に外注される録音音声は、依頼元の分野・業界・業種などにより、非常に多岐にわたる内容のものが寄せられます。当然ながら1本たりとも同じ内容の話などありません。
音声の録音時間も同様に様々で、音声1本あたり数分程度のものから3~4時間ぐらいの音声もあります。平均的には1本あたり1~2時間ぐらいの録音音声が多いです。
しかし例えば、研究調査で行われた10~20分のインタビュー音声100本とか、学会やシンポジウムで行われた複数の分科会の音声120分を10本とか、半年間にわたり開催されたセミナーの講義90分を全24回分とか、数がまとまることで大量になるテープ起こし案件もあります。
こうしたケースでは、一遍に数十本の音声が届くこともあれば、数日から数週間、数カ月、場合によっては数年にわたって続く大きな案件もあります。
このような大型案件は、当事務所でもときどきお受けすることがありますが、テープ起こし業者のキャパによっては対応が難しい場合もあります。また、年末年始や年度末などは繁忙期になりますから、スケジュール等について事前によく打ち合わせをされることをお勧めします。
テープ起こし・文字起こしから本をつくる
上記コメントでは、テープ起こし(文字起こし)した文章量を見たお客様が「本が1冊できそうなくらい」とおっしゃっています。
実際、出版社など、テープ起こしした文書から書籍や雑誌記事を作成している依頼主は少なくありません。近年は、電子書籍やホームページの記事など、デジタルコンテンツの作成にもよく使われています。
テープ起こししたテキストから本などを作成することについて、もう少し具体的に見てみましょう。
文庫1冊に必要な文字数ってどのくらい?
1時間の講演を文字に起こすと、18,000~20,000字くらいと言われています。文庫本1冊の文字数は本にもよるので一概には言えませんが、最低で10万字くらいのようです。
ですから、計算上は5~6時間分くらいの録音音声を文字に起こして原稿にすれば、やや薄めの文庫本1冊くらいになるということです。
ただ、私ども佐藤編集事務所でも何度かテープ起こしから本を作ったことがありますが、5~6時間の録音音声ですと、本1冊にするには物足りない印象があります。
というのも、話し言葉は文字に起こしてみると、けっこう無駄な部分が多いものです。また、同じような話を繰り返したり、人によっては重要でないことを延々と話していたりします。
パワーポイントを使った講演などは、筋書どおりに話していくので比較的に無駄な部分が少なくなりますが、それでもやはり、そのまま本にできることはないでしょう。
ですから、なるべく加筆せずに、テープ起こししたテキストを主体にして本を作るのであれば、計算上より多めに録音しておく必要があります。
テープ起こし大型案件は科研費の利用が多い
大学等から大量のテープ起こし依頼は、当事務所でもよくお受けすることがあります。その際、よくあるのが科研費をはじめとする研究費補助金を利用してのご依頼です。
特に、大量の録音をテープ起こしする場合は、やはり費用もそれなりにかかりますし、科研費等の利用率が高まりますね。私ども佐藤編集事務所は科研費利用のテープ起こし依頼にも対応しておりますので、ご用命がありましたらご依頼の際にお伝えください。
やや余談になりますが、近年、大学などで研究に携わる方の研究費は減少傾向にあると言われています。日本は国際競争力が弱いとか、かつて技術立国と言われたが凋落著しいとか、いろいろ言われるようになりました。
私どもとしては研究費が潤沢になってテープ起こしの依頼が増えてくれればありがたいことですが、たとえそうでなくても、大学や研究者への研究費補助は、もっともっと手厚くしていただければなと思います。
※上掲の「お客様の声」は、佐藤編集事務所のテープ起こし(文字起こし)サービスを利用された方に、電話インタビューやアンケートで感想をお聞きした内容を編集し、依頼元の承諾を得て掲載しております。なお、記事冒頭に掲載の写真はイメージです。ご利用者とは関係ありません。
佐藤編集事務所のテープ起こし・文字起こしサービス
私ども佐藤編集事務所はテープ起こし(文字起こし)の専門業者です。大量のテープ起こし案件にも対応しておりますので、文字化されたい録音音声がありましたら、いつでもお問い合せください。
佐藤編集事務所のテープ起こし(文字起こし)について、依頼から納品までの流れ、料金、見積り、依頼方法などのサービス内容を、サイト内でくわしく説明しております。下記のサイトHOMEから各ページへのリンクを掲載しておりますので、よろしければご覧ください。
今スグにテープ起こしを依頼するには
下記にもテープ起こし(文字起こし)のご依頼、無料見積りのご案内を掲載しております。お申込みフォームへ直結しているリンクボタンもありますので、発注やお見積りをお急ぎの方はご参照ください。
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