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在宅ワークでテープ起こしライターを始めるには

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テープ起こしライターになる

「テープ起こしの仕事をやってみたいのですが」

在宅ワークでテープ起こしの仕事をしてみたいという方から、当事務所にお問い合わせをいただくことがよくあります。

テープ起こしライターの仕事は誰でも始められるものなのでしょうか。何か資格を取らないといけないのでしょうか。そんな疑問にお答えします。

 テープ起こしライターという名称について

決まった呼び名はない

テープ起こし・文字起こしを行う作業者の名称については、特に決まった呼び名はないようです。しいて言えば、「〇〇ライター」のように「ライター」が付く名称が多いようです。

人材募集している業者のサイトを見ると「テープ起こしライター」「テープ起こしリライター」「テープライター」「テープ起こしスタッフ」「テープ起こし技術者」「テープ起こし作業者」「反訳者」などがあり、「テープ起こし」のところが「文字起こし」や「反訳」になったりすることもあります。

公的な機関は「反訳」や「反訳者」を好む

自治体や公的な団体などは、反訳という名称を使用するところが比較的に多いです。何かと固い言葉を使いたがるお役所が「テープ起こし」より「反訳」を好むのは、なんとなくわかる気もします。

もともと反訳とは、速記したときの符号を通常の文字にもどすこと、あるいは翻訳のことを反訳と言いました。

次第に、録音した音声を文字化するテープ起こしのことも反訳と言われるようになっていき、現在はむしろ「テープ起こし=反訳」と言っていいような状況になっています。

テープ起こしライターはwriterか

テープ起こしライターを、単に「ライター」であるとか、「作業者」「スタッフ」と表記していることもありますね。

ライターはwriterのことで、一般的には自ら考えて文章を書く人のことになります。果たして他人が話した録音音声を聞いて文字に起こす人を、ライター(writer)と呼べるかどうかは、別に議論が必要かもしれません。

「作業者」や「スタッフ」はテープ起こしとは関係のない呼び方なので、「社員」「バイト」などと同じような意味合いで使われる場合でしょう。

このサイトの記事では「テープ起こしライター」で統一し、表記することにします。

テープ起こしライターは誰でもなれる?

昔、コピーライターという職業が注目され始めたときに、広告関係の講習で参加者の学生さんが有名コピーライターに尋ねました。

「どうすれば、コピーライターになれますか」と。

すると、そのコピーライターは笑ってこう答えたのです。

「名刺を作ってコピーライターって書けばいいんですよ」と。

もちろん冗談まじりの回答ですが、ある意味これは真実であると言えます。

というのも、コピーライターは公的な資格も必要ないですし、養成講座のようなものはありますが、特別な教育を受けないと認められないわけではありません。

一方、テープ起こしライターですが、仕事の内容はまったく違いますけれど、仕事を始めるのに必要な資格という点では、コピーライターと同じと言えます。

つまり、テープ起こしライターになるには、資格を取る必要もないですし、どこかに届け出したり、何か免許がないと仕事や開業ができないということはありません。誰でも、いつでもなれる、始められるのがテープ起こしライターです。

テープ起こしの基本を学ぶ必要はあるか

初心者は基本を学ぶ姿勢も大切

テープ起こしの技能や知識が学べる研修や通信教育講座もあるようですから、全くの初心者でしたら、そういったところで基本を学ぶのはいいかも知れません。

そもそも、基本を学ぼうという姿勢がある方は、それだけ意識の高い方と言えるでしょう。

まったくの初心者にも関わらず、「テープ起こしなんて習わなくても、すぐできるわよ」と、たかを括っているような方は、やや認識が甘いと言えるかもしれません。

また、そのような講座を修了していれば、仕事を得る上で多少はプラスになることもあるでしょう。

気を付けていただきたいのは、テープ起こしに限らず副業的な仕事に関連する研修や通信教育講座の中には、高額な受講料や教材費を取ったり、修了したらすぐ仕事を紹介するとか、高収入が得られるとか、甘い宣伝文句で生徒を集めている団体もあります。

もし受講される際は、よく調べてから申し込まれることをお勧めします。

仕事が軌道に乗るまでは時間がかかる

テープ起こしライターだと名乗れば、世間からの認知が得られるか否かはともかく、今すぐにでもあなたはテープ起こしライターになれます。

しかし、テープ起こしライターだと名乗ったからといって、すぐに仕事があるかどうかはまったくの別問題です。

現実的には、いくら大きな声でテープ起こしライターだと名乗っても、名刺を作って配っても、ツテもなくまったくゼロから始めたならば、仕事がないのが普通です。

在宅ワークを紹介してくれるサイトに登録したりすれば、運が良ければ単発の仕事は何件か入る可能性はあるでしょう。それでも、安定的に仕事が来るようになるのは簡単ではないと思います。

まして、すぐに高収入が得られるなんていうことが現実的にほぼあり得ないのは、普通に社会経験のある方なら想像がつくと思います。

テープ起こしライターは資格もいらず誰でもなれる、でも簡単に飯が食えるものではない、ということです。

なお、テープ起こしの業者、料金、仕事内容などに関するさまざまな情報は、当サイトのHOMEからもご覧いただけます。

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